アウトドアやキャンプで役立つ!「HOW TO CAMP 野外生活大全集」

「HOW TO CAMP」
野外生活大全集

はじめに

自然は貴重なものです。『OUTDOOR STYLE アウトドアスタイル』は人それぞれ楽しみ方がありますが、普段の生活とは違う野外でのルールを知っていればまた違った楽しみ方知れる、初心者の方には親しみやすくなるのではと考えて「キャンプとは?」まではいかないまでも、キャンプ用品の使い方・選び方、火起こし、緊急時に役立つサバイバル技術など、初めてのキャンプに行く方や今まで知らなかったアウトドアの知識をまとめた「HOW TO CAMP」を作ってみようと思いこのページを作って見ました!事例ごとになるべく簡単にまとめた野外生活大全集です(多少の間違いはお許しください。。)最初にふれましたが自然はかけがえないものです。きちんとマナーを守って楽しみましょう♪
BY DYNT COYOTE ディントコヨーテ

必要最小限の装備にまとめましょう!自然の中にはお店はありません。アゴ「調理器具や食器の事を言うらしい」、足「靴・ザック・ウェアなど」、枕「テント・シュラフ・マット」といった生活に必要な物を持ち歩きます。重い荷物だと単純に大変です。デザインよりも大きさ、形、重さなど見た目よりも強度、機能性、使い勝手の良さを大切に。何が合うのか実際に使ってみて自分に合った装備を見つけましょう。
アウトドアの装備は季節に左右されますね。暑いのは我慢できたとしても寒さには我慢ができないものです。初心者の方には真冬のアウトドアおすすめできませんが、なるべくスリーシーズン対応の道具を揃えておきましょう。季節の変わり目は朝晩でかなり冷え込みます。例えばシュラフはインナー取り外せるものもありますのでそういった機能性などを考えて選びましょう。
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昔はキスリングという横長型のザックが流行っていたようですが、現在の主流は縦型ズン胴のアタックザックですね。ウエストベルトがついていて肩の負担が少なく、背負った時の重心も高く安定し、疲労感が少なく両手が使えるのが長所、短所は出し入れが大変というとこでしょうか。デイパックは日帰り、40Lほどのツーデイ・パック(もっと小さいものもあります)は1泊2日向きですが、テントやシュラフなどを考えると60~80Lものがおすすめ!デイパックはサブバックとして持ってもいいかも知れません。
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テントにも色々と種類がありますが、薄くて軽いコンパクトにたためるものをおすすめします。形としてはドーム型かシェルター型が設営しやすくベストですね。両方とも耐風・耐雪性に優れていて、ドーム型は底面がほぼ円形の為、空間が広く使えて居住性がいいです。シェルター型は1人~2人向きでしょうか。テントの広さはJIS規格によって定められており何人用のテントかという指定があります。しかし、2人用のテントで2人で寝たら窮屈ですね。ということは2人で使う場合は3人用を選ぶと良いと思います。快適なテント収容人数は指定人数の1人分ひいて考えればいいですね!また雨が降ったことも考えて防水性のいいものも選ぶ基準には入れたいですね。
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野外で快適に夜を過ごすには、シュラフ(寝袋、スリーピングバッグ)が必要ですね。シュラフは透湿性のいいものを選びましょう。ゆとりは少ないが保湿性の高いミノムシ型はコンパクトで暖かくおすすめです。オートキャンプなど背負って歩く必要のない場合は手足が自由になる封筒型がいいですね。ドッペルギャンガーみたいな人型のものもあったりします。こちらもやはりスリーシーズン対応しているものを買いましょう。
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野外では雨も降り風もあります。食事をするだけでも一苦労です。ですので調理用ストーブは火力の強いものがいいですね。そして操作は簡単なものがいいかもです。調理器具を載せる台(五徳)が大きいと安定して調理ができます。使用後のメンテナンスや燃料の調達がしやすい、持ち運びが安全といった点も選ぶ基準に入れておきたいです。燃料はガス、白ガソリン、灯油、アルコールの4種類がありますが、ポピュラーなのはガスと白ガソリン。ガスストーブは、ブンタンガスのカートリッジをを使用する。ただ白ガソリンに比べると少し火力が弱く、風に弱いですが操作は簡単です。もちろん使用後は穴をあけてガスを気化させ持ち帰りましょう!白ガソリン使用のストーブは火力が強いです。(ふつうのガソリンはカーボンが多いのでやめましょう)操作はガスストーブほど簡単ではないですが、燃料タンクの気圧をポンピングすることによって高め、ノズルをプレヒートして、その熱で燃料を気化させて点火する方式。火力が強いので調理時間が短くてすみます。カートリッジのほうが携帯しやすく、安全なのでなれないうちはガスを利用したほうが無難です。
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キャンプサイトの夜にも明るさはほしいですね。ランタンはマントル部分で光に変える照明器具です。ランタンの燃料はストーブと同じほうが燃料を共有できて持ち運びも便利なのでガスならガスで揃える、ガソリンならガソリンで揃えたほうが効率もよいと思います。かつ高度が高く、操作が簡単、メンテナンスがしやすいものを選ぶとよいでしょう。やはり初心者は使いやすいのはガスランタンです。明るさやコンパクトも良いですね。
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アウトドアでの食器はご飯、汁物、おかず用などの三種類ほどあればよいでしょうか。これらは大きさが異なる形状が同じものだと組み合わせてコンパクトに持ち運ぶことができますね。アウトドアの食器兼調理用として使われるのがコッヘルです。鍋にもなるしそのまま食器にもできるものです。大型のものは鍋、やかん、フライパン、カップ、プレートなどをコンパクトに収容できますので大変便利です。素材は軽くて少々荒っぽく使っても大丈夫なアルミ素材がおすすめ。ステンレス製の火にかけられるシェラカップも持っておきたいところです。食器兼カップになり、熱いものが入っていてもハンドルをもてば平気です。スプーンや箸、フォークなどは大きめのほうが使いやすいです。ナイフやレザーグローブ(革手袋)などはひとまとめにして持ち歩きたいですね!
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アウトドアではいつ怪我してもおかしくありません。そんな時に医薬品は欠かせないものです。傷薬、絆創膏、かゆみ止め、包帯、鎮痛消炎剤、頭痛薬、風邪薬、解熱剤、止瀉薬(下痢を抑える薬)合わせてハサミ、安全ピン、とげ抜き(ピンセット)などを入れておくといざという時に役に立ちます。
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非常時には食料も必要です。そんな手軽に移動しながらでもエネルギーを摂取できるコンパクトで甘いもの、チョコレートやアメ類、氷砂糖、黒砂糖、カロリーメイトなどを日頃から非常食としてザックの中に入れておくといいです!ただ長持ちするものを選びましょう!!
ウェア以外にも軍手や折りたたみシャベルは用意しておきましょう。軍手は火をおこす、石を運ぶなどに役立ちます。シャベルは山の中でテント周りで溝を掘ったり、トイレ用の穴をほったりとなにかと必要となります。あとは大きめのバンダナなどは汗拭き、三角巾や包帯としても使えるので持っておきたいところ。小さいライトなどもちょっとテントを離れる時の明かりとしては必要になるかもしれないです。小さなポリタンクもあると水くみ等に使えます。キャンバスバケットなどまかなえます。あとはビニール袋(ゴミ袋)は防水用などに、ウエストバッグもあるとすぐに必要なものは入れておくと便利です!
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テントやシュラフは毎回使ったあとには防水スプレーを施そう。いくら防水加工のものでも永久に防水してくれる訳ではありません。ゴミ袋は以外と防水には役立ちます。シュラフの上からかぶれば雨から守ってくれます。またゴミ袋の1辺を切れば簡単ですが、レインウェアの代わりになります。多めに持っておいてもかさばらないので邪魔にはなりません。
自然には安全そうな場所でも危険が潜んでいます。自分を含めたメンバー構成で中高年や子供がいる場合は総合的に判断して全員が安全に楽しめる目的地を選びましょう。初心者は経験豊富なベテランと行動を共にしましょう。人数が多いほど多くの装備を持っていけて日数も増えてきます。少人数で険しいヤブこぎや急な斜面を上がることは初心者には無理です。事故につながるのでやめましょう。経験者と一緒で人数が多ければ可能になってきます。1日ぐらいは予備日を作っておいたほうが過密なスケジュールにならずに事故などを防げます。日程が長くなるほど経過も緻密に立てましょう!
ノート、メモ帳、スマホ、IPADなどなんでも良いので自分たちのアウトドア生活を記録しましょう。人数、日数、食料の消費量、ガソリン、ガスなどをどのぐらい消費したのか、天気、所要時間、行程、ルートもできるだけ細かく記録しておきましょう。そうすることによって次回の反省材料にもなって貴重な資料となります。なんでも自由に楽しく記録しておきましょう!
アウトドアは装備を軽くしていくことが重要です。水、食料、燃料にも当然あてはまります。これを考えなしで持っていくと命に関わります。ランタンでいうとブンタンガスのカートリッジひとつで約8時間持つ。2泊の行程だとしたらカートリッジはふたつあればいいという計算ではなくどのぐらいの時間を起きているのかということから考えましょう。季節によっては日没時間は違うから午後4時ぐらいから灯さなければ暗いということもある、深夜0時に就寝するとしたらぎりぎり2本。ということは余裕をもって3本はもっていったほうがよいでしょう。ガソリンなども予備の必要性も計画に入れておきましょう。あとは水場の確認は前もって必ずしましょう。キャンプ場の場合は水場の設備がある場所なら問題ないですが、そうでない場合は目的地の水場の確保は命に関わる問題です。山などに入る場合は現地の人に水場の有無などを確認するとよいでしょう。登山地図には水場が水印のマークで示されているので目安にしましょう。ただし水が枯れている場合もあるので確認が必要になってきます。
アウトドアウェアの基本条件は防寒・防水・軽量が選び方の基本です。最近はファッションとしても取り入れられているので見た目も外せないところだが山などに入る場合は基本条件を取り入れたウェアを選ぶのがいいでしょう。自然気象は厳しいです。アウターウェアだけでなくアンダーウェアも同じです。あとは機能性も重要です。釣り用のベストや作業ズボン、ミリタリーウェアなどはポケットが多くて機能的に使えるウェアです。またアンダーウェアは発汗作用に対応できる速乾性、保温性をもっているものがベストです!アウターは防寒、防風を要求されますのでダウンですね。かさばって、水に濡れると保温効果が落ちてしまう短所もあります。あとはご存知のゴアテックス、撥水性と透湿性をあわせ持ちますが、耐摩耗性に少し劣ります。耐摩耗性に力を発揮するのが60%コットン、ナイロン40%の外皮を持つ60/40クロスという軽くて丈夫な素材。64クロス(ロクヨンクロス)はマウンテンパーカーなどによく使われます。有名なのは SIERRA DESIGNS(シェラデザイン)のマウンテンパーカーでしょうか。中間着にはフリースがおすすめです。保温性は抜群で軽くて速乾性に優れ手入れも簡単です。ただ街着のようにフリースをアウターとして着るのはやめましょう。防風性は期待できません。ズボンはゆったりした動きやすいものがいいですね。普段はき慣れたコットンのものがいいです。作業ズボンやミリタリーパンツなどもコットンのものが多いです。肌触り、吸水性、耐摩耗性もいい。ただ濡れたら寒て、重くなってしまいます。チノパンは乾きもも早い軽いが薄い。その場合はタイツなどを併用しましょう!足元や中間着、冷え込みに対する装備も予備でもっていきましょう。靴下やワークシャツがおすすめ。雨具は保温にも使えるのでこれも持っていきましょう。雨具は撥水性と透湿性を持ったもので蒸れないものがいいです。少し大きめのスポーツタオルも1~2枚もっていきましょう。寒さや怪我予防に使えます。
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フレームパックでは日本の山には入れません。昔から運搬用として使われてきた背負子ですが、これをヒントに作られたのがフレームパックです。硬質アルミのフレームにナイロンザックがくっついているバッグです。荷物を背負ってあるくのには便利です。形が決まっているので不定形の荷物を収納するのに有効です。収納位置が大方決まっているのでパッキングも容易ですね。また他のザックと違い荷物は肩よりも腰にきてベルトで固定できるので平坦な場所での移動は楽にできます。ただ日本の山は平地だけではないので山あり谷ありの自然条件では小回りも効かないし、ひっかかって邪魔になることもあるります。北米大陸のようなだだっ広い平地のような場所で使えるバックです。
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パッキングの基本は重心を下げないことです。上手にパッキングしてあるザックは背負いやすいし歩きやすい披露も軽減できます。基本は思いものを上にしていくことが重要です。まずザックの一番したにはシュラフや毛布など軽いもがかさばるもの、そして背中の近いところに燃料やストーブ、テント類など重めのもの、反対側に着替えなどを入れる。次いで食料や水な、炊事用具を入れるといいでしょう。一番上にはウィンドブレーカーや雨具などすぐ取り出す必要があるものを入れると◎。また重量が左右どちらかに片寄るとバランスが悪くなり危険なので左右均等にしましょう。すぐ取り出す必要のあるものはポケットに入れておこう。燃料や水などはガラス容器ではなくポリタンクなどに移して持ってき行くと割れる心配もありません。
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ザックに入れる前の段階で小物類を小分けにしておきましょう。食料、調理関係などに分類してそれぞれ、フリーザーバッグのジップロックなどが便利かもしれません。透明で中身が見えるのと濡れないので雨天でも使えます。中身ももれないので料理関係、植物採集にも使えます。タッパーでも良いのですがかさばるのでZiploc(ジップロック)などがおすすめです!
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アウトドア用の靴は色んな種類がありますが、ハイキング、沢登り、釣り、登山などです。靴は用途にあったものを選びましょう。オールラウンドに活用できるものはないかもしれません。まずトレッキングシューズは一番スタンダードなアウトドアシューズです。アッパー部分が化学繊維と皮でできているので軽く、通気性がよい。素材が柔らかいためマメもできにくいです。ご存知ゴアテックスを使ったものは防水性もよく足蒸れも防いでくれます。雨の多い日本向きですね。ハイカット、ローカットなどあるので日帰り山歩きやハードなアウトドアでも使われます。最低でも1足は持っておきたいシューズです。キャラバンシューズ、やチロリアンシューズ、軽登山靴も歩きやすく人気があります。沢歩きには地下足袋も便利です。
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シューズの種類と同じでソールにもパターンがあります。靴底は厚底で硬く、しっかりしたものがいいです。デザイン的にはがっちりと地面をとらえる事ができるグリップ力のあるものを選びましょう。代表的なものは「ビブラム」です。硬質のゴムを使用し、ワークブーツや登山靴、トレッキングシューズにもソールとして採用されてます。耐久性があり、すり減ったらソールの張り替えもできるので安心です。厚く硬いソールは地面の凹凸を直接足に伝えず、荷物と体重の重圧をうまく吸収して歩行を楽にしてくれるクッション性があるんです。柔らかく薄いソールだと逆にクッション性はあまり期待できません。グリップ力は滑りにくさですが、靴底のデザインが複雑でその突起の溝が深ければ深いほど地面を確実につかんでくれるんです。柔らかいソールのほうが地面をとらえやすくグリップは効きますがクッション性はない。またスポンジラバーなどの素材を使った、柔らかめのソールで、空気による衝撃吸収を行うものでこちらのほうがゴツゴツしたソールよりは自然に与えるダメージは少ないです。ヘビーでない歩行ならこのようなローインパクトのシューズを試してみてもいいでしょう。
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靴をしっかりはいていないと思わぬケガをします。靴を自分の足にフィットさせじょうずにうまく結べば歩行はより快適にもなります。トレッキングシューズの場合は、ヒモ通しの部分、下部はハト目状かDリングになっています。上部の足首部分はフック。はきやすく脱ぎやすい。これは締めたり緩めたりを自在に行えるように工夫されているんです。ヒモ通しはつま先側(下部)はしっかり締める、足が中で動くようだと疲れやすくマメができやすいからです。足首側(上部)はある程度余裕をもたせて緩めに。かかとが靴内部である底はアップダウンできるようにしておくと疲れないからです。また窮屈だと足首がすれてしまいます。そしてヒモは上までしっかりと全部通しておきましょう。ハイカットの足首ガード能力を失ってしまうばかりか、余分なヒモがブラついて、解けたり、引っ掛けたりします。この締め方が靴紐の基本です。路面のアップダウンによって下りでは足首部分を締めるとさらに疲れません。靴紐は靴とセットで売っていますが、ナイロン系よりコットン系、丸ヒモより平ヒモのほうが緩みにくいので変えてみるのもおすすめです。万が一靴紐が切れてしまった場合の予備ももっておくといいでしょう。
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靴下も歩くための重要です。素材はコットンがいいです。濡れた時も絞って干せばすぐ乾きます。つま先とかかとが補強してある厚めのスポーツソックスがおすすめです。もちろんサイズは自分にあったものを選びましょう。サイズがずれているとマメのもとになります。また靴にもぴったり合わせる事も重要です。渓流タビをはく場合は靴下は先割れの5本、2本のものを選びましょう。普通の靴下だとつま先に過度の負担がかかり、爪が悲惨な状態になります。。また2枚重ね、分厚い靴下は必要ないですね。トレッキングシューズは内部の柔らかいものが多いです。とくに2枚重ねは靴下同士がズレてマメの原因になります。分厚い靴下は夜シュラフで寝る時の防寒用としてもっていればいいですね。爪は出発前にかならずきっておきましょう。
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アウトドアの歩き方の基本はピッチ歩行。同じペース、同じ歩幅でその歩幅は小さくします。膝下を使って歩くようにするんです。足を高く上げずに(太ももで足を引っ張りあげることはせずに)街を歩いてる時より少し歩幅を保って歩く感じです。そしてバネを効かせて歩きます。大地を踏みつけるのではなく逆に力を借りるようなウォーキングがいいです。大股のストライド歩行は背中に思いザックがあり、上体が大きくぶれて危険だからです。無駄な動きも多く疲れてしまいます。フィールドはアップダウンや凹凸、岩場などがありますので無理をしないで歩幅を小さく同じペースで歩きましょう。またシューズのソール部分全体で地面を捉え、つま先やかかとだけでのスリップを回避しましょう。平地では前傾姿勢では上半身に負担がかかり、結果的に披露が増します。前かがみだとどうしても前方の障害物を発見するのが遅くなり転倒などのリスクがでてきます。背筋を伸ばしてアゴを引いて自然体で歩きましょう!
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「アゴ・足・枕」のすべてを詰め込んだザックは重たいです。背中のザックが体の一部と思えるぐらいに調整したいところです。まず基本は重心を高くすること。まず背負ってみます。
・重いザックを抱え上げる時は左右のショルダーベルトを両手でしっかり持つ。
・ウエストベルトを締めて骨盤の上あたりにして荷重を腰で支えるようにする。
・ショルダーストラップを調整して、ある程度の遊びを持たせた上でザックがしっかりと背中と肩にフィットさせる。胸のチェストストラップは息苦しくない程度にフィットさせます。
・方の上の部分に位置するストラップを前方に引き絞る感じでザックの頂部を首の後ろに持ってくる。
以上で、フィッティングは完了ですが、全体的に遊びがほしいです。人体とザックが密着しすぎるとバランスを崩した際など危険です。ここは経験して体で覚えていきましょう。
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傾斜のある場所では平地と同じ方法では歩けません。まず上りでは重心を低くして靴底全体で路面をとら、つま先出歩くような感覚でステップをだします。重心を低くしても前のめりにならないように歩幅を小さく膝下歩行で上れば疲れません。下りは上りとは逆で上体を起こし、かかとで歩くような感覚で膝から下だけで歩くようにして鉛直移動をします。下りは上りより楽と思いがちですが、歩調が早くなりやすく、転倒をまねいてしまいます。同じペースでかかとでブレーキをかける感じで歩きましょう。道が枯れ葉に埋もれているような道はやっかいです。枯れ葉を足で払うように歩きます。丸太の階段は人間の歩幅よりも広く作られているので階段の歩幅よりも自分のリズムを守りましょう!また道端に生えている草木に心理的に頼ってしまうこともあります。けっして1本だけではなく何本か束ねてつかむようにしてください。杖代わりにはならないのであくまで補助と考えてください。
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浮石はがっしりと地面にめり込んでいるように見えて、乗ったとたんにグラっとバランスをくずして転びます。捻挫や骨折もありえます。ゆっくりと一歩一歩、足場を確認しながら進む。防ぐ方法はこれしかないです。なるべく水平移動、同じ高さの石選びアップダウンを少なくしてもいいですね。間違っても飛んだり跳ねたりはしないでくださいね!あと落石させてしまった場合は下にいる人に大声で知らせましょう!浮石でなくても、苔が生えた石、水アカのある石、濡れた石はとても滑りやすいです。こうした石に乗るのも避けたいところです。
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アウトドアでは川を渡ることもあるでしょう。橋などがあればいいが、ない時は川に入るしかありません。石の上を渡るのは滑りやすいしバランスを失って転倒してしまいます。ザックなどを背負っている場合はなおさら危険です。それなら水に入ってしまったほうが安全です。もちろん深さや流れが早い場所は避けましょう。同じ川でも川幅の広いほうが比較的に流れが緩やかで浅いです。絶対に流れに逆らわず、上流から下流へと斜めに自然に歩きましょう。流れに抵抗すると疲れます。対岸をまっすぐみてすすみましょう。杖などを持っている場合は上流側をつきましょう。それと川底の石は水アカがついてて滑り安いです。釣り目的で渓流タビなどがあればよいですが、慎重に一歩一歩渡りましょう。
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クマザサや灌木が生い茂って見通しが効かない場所は初心者や少人数での移動はさけたほうが賢明です。ヤブこぎでは長袖が基本。手袋もしたほうがいいです。肌が露出するのはなるべく避けましょう。グループでヤブに入る場合、前を行く人のはねっ返りやササや枝などに注意して目や顔をガードしながら慎重に進みましょう。そして前方に意識を集中するあまり足元への注意が散漫になってしまいがちです。蔓やササなどが足に絡んでくることもあります。地面も平坦とは限りません。穴が開いてることもあります。腕1本分ぐらいの長さの枯れ枝や杖を目の高さに両手で持ち、水平にヤブを押していくのがいいです。梅雨時期は露をたくさん含んでいるので雨具を着用することをおすすめします。
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アウトドアで最も困難な場所が岩場です。初心者は迂回しましょう。ベテランの指導を受けしっかりとトレーニングを重ねていないと危険です。岩登りのテクニックとは、「3点確保」と呼ばれます。両手両足の4点でしっかりと岩の掘れ目をつかみ、手がかり足がかりを探すさいに動かすのは一点だけです。残りの手足3点は絶対に動かさず確実に体重を支えるようにしましょう。1点でもあいまいな確保だと危険です。また恐怖心から岩場に体をへばりつかせるのも見通しがあまくなるのでやめましょう。腕や足はぎりぎりいっぱいまで伸ばすのも動きがとれなくなってしまいます。手には常に余裕のあるスタンスが好ましいです。滑落を避けるためにはあまり高い岩場、位置までの3点確保を使った岩登りは避けましょう。
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グループで歩く時も気をつけることは、未経験者や中高年、子供に基準をあわせることです。体力は人それぞれ違いますので弱者を基準としましょう。経験者を先頭、後方で挟むなど配慮が必要です。歩く時は薄着が基本で動きやすい身軽な格好がよいです。少しぐらい寒くても歩いていると体温は上昇します。寒ければ上に重ね着をすれば暖かいですね。逆に暑くなってきたら一枚ずつ脱げばいいんです。休憩の際、体を動かしてないときはジャケットをはおるなどしておけば体温が下がらない。こういう重ね着を仕方をレイヤードシステムといいます。自分の体にフレキシブルな層を作ります。気温変化と体温変化に対応しましょう。特に子供のレイヤードには気を配りましょう。
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痛みをこらえて歩くのほど辛いことはありません。ましてアウトドアならなおさら。歩くことは靴ズレを招きやすいです。靴ズレはシューズが足にフィットしてないことが原因です。なのではき慣れた靴で歩くのが一番です。新しいシューズを購入してためし履きして腫れていたり赤くなったりしている部分、少しでも痛みを感じる部分は要注意です。予め傷テープを貼るなど事前にやっておきましょう。靴ズレ防止用のパッドやシューズの内側に貼る緩衝テープなども売っています。靴下にも原因はあります。靴下がシワになっていたりすると靴ズレになります。汗を吸った靴下はヌルヌルと靴の中で足を動かすのでこれも原因になります。そういう場合ははきかえましょう!なめらかにするために靴下の外側に石鹸を塗るというのもよくやられている靴ズレ防止法。もし靴ズレができてマメになったら「リング状のスポンジパッド」を使いましょう。マメが靴に当たらずに楽になります。傷テープやパッドはアウトドアの必需品です。必ず持っていきましょう。
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アウトドアはスポーツと同じです。普段から体を鍛えておくのに越したことはありませんが、運動不足の人にはこたえます。それに筋肉の反応は年齢を重ねるごとに鈍くなります。一日中歩いていて疲れが一番来るのが足ですね。重たい荷物を背負っているから肩も。寝る前に足、かかとの部分を高くして眠れば疲労を回復できます。土踏まずやふくらはぎの外側をゴルフボールぐらいの丸石で丹念に押しておくとツボの応用になります。それからお湯に浸したタオルなどでふくらはぎをもんでおくといいです。鎮痛剤も必需品です。とにかく血行をよくしてから寝るようにしましょう。出発前にもストレッチ大事です。太もも、ふくらはぎ、首、腕、背中、アキレス腱、腰など酷使する箇所の筋肉を十分に伸ばしておきましょう。
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アウトドアであるき回り体もメンテナンスが必要ですが、ザックやシューズなど用具類もメンテナンスが必要です。まず、ザック、シューズ、湿気を完全に逃し切るまで乾燥させましょう。少しでも濡れている状態でもカビは繁殖します。とくにシューズは付着した泥や土はさっさと落として、ヒモを抜いてオイルを塗り込みましょう。帰宅日がメンテナンスの日です。そして破れたりほつれたりした部分はすぐに修理にだすなり、自分で直しましょう。防水加工も帰ったらすぐにやるのがいいですね。テント、ランタン、ストーブ、調理器具、シュラフにマット、ナイフなど時間をかけて手入れしましょう!
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登山者やハイカーが道に迷って遭難、アウトドアのフィールドでは道に迷う可能性はかなり高いです。地図は歩き慣れたルートでも持っていきましょう。急激な気象の変化、崩落、がけ崩れ、道がなくなりルートを間違ってしまうかも知れません。道に迷わないための対策は木枝にテープなどを巻きながら歩くことです。目印になるものならいいです。こうすれば迷った時でも戻ってこれます。またガス出て道がわからない時は「無理に動かないこと」霧が晴れるまで待つのが再良の方法です。またもし道に迷ったら周囲で一番高いところから周りを見渡してみるのも手です。沢があれば沢沿いに下れば町や村に出られたりする。ただ滝や崖にでくわすことがあるので注意が必要です。また人が歩いた道を見つけるのも手かもしれません。
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自然界には自然界のルールがあります。動物たちに危害を加えたり、巣作りをしている小鳥を驚かせたり、むやみに植物を採集したりは絶対にやめましょう。逆に人間に対して危害を加えるよう仕向けてしまうことも避けたいですね。
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自然を観察するには人が自然に生殖する動物や植物に行動を合わせないといけません。動物は少しの変化でも警戒してしまいます。だから少しでも自然界に溶け込めるような服装をするべきです。原色や派手な色の服は避けるようにしましょう。戦争のための研究開発されたウェアでも、自然観察には使えます。カメレオンが周囲の色に合わせて自分の体の色を変えるように、シマウマの体に明細が施されているようにカムフラージュウェアを着用すればいいですね。服装以外にも自然観察には双眼鏡やルーペはもちろん、写真を取る際のカメラ、接写などもできるものがいいです。最近のスマホはカメラ機能も充実してるのでそれで事足りるかも知れませんが。動物たちの声を集音するマイク、小型カセットレコーダー。これもスマホのアプリなどであるかも知れないですね。鳥や星をみるための視野が広い大きめのメッシュ張り窓付きテント、ツェルト(簡易テント)もある。それから重ね着ようのウェア、夏などは蚊がいるので顔をガードするネット付き帽子も役立ちます。ポケット図鑑、星座早見盤などがあれば自然から色々と楽しく学べるでしょう。
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人それぞれのアウトドアがあります。自分流のアウトドアの達人になりましょう!自然観察のフィールドノート。自分だけのノートを作りましょう。観察日記みたいな簡単なものでいいので、場所、年月日、気温、気候、対象物、できるだけ細かくメモしておくこと。印象や疑問点などもスケッチでもよいでの記録しておくことで帰ってから調べて整理することもできますね!これはおすすめです。
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誰にでもできる鳥の観察、双眼鏡と図鑑、そして自然に溶け込める服装があればすぐにできます。初心者は野鳥の会などに入っているベテランと行動をともにするのがいいでしょう。季節としては初夏がおすすめです。この時期は鳥たちは巣作りしてヒナを育てます。親鳥はエサを探して飛び回るので多くの鳥たちが見られるはずです。あとは冬、木々から葉っぱが落ちて鳥を発見しやすいです。湖沼や干潟に水辺の鳥たちが渡ってくるのがこの季節です。鳥を見つけたらチェックするポイントは
1.大きさ(スズメが大体14cmぐらいなので、これを基準に目測してみる)
2.特徴(頭や腹の色、くちばしの形、色、太さ)
3.鳴き方(さえずるタイプ、地鳴きするタイプ、音の高低)
4.動作と姿勢(木の止まり方、飛行スタイル、シルエット、歩き方)
双眼鏡(ビノキュラー)は必需品です。倍率は高倍率のものは重いし視界も狭くなる。手ブレもレンズに伝わりやすいので持ち歩くなら6~9倍ぐらい。7倍がスタンダードです。水辺の鳥をじっくり観察するときは高倍率(20~25倍)の望遠鏡(モノキュラー)を使おう。鳥を早く視界に収めるには鳥を発見したらいきなり覗かずに鳥の近くの目印的なものを肉眼で確認して、それをレンズ内に収め基準として鳥を探しましょう。または鳥が止まっている木の根元から双眼鏡で見上げてもいいです。
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動物や鳥は自然の中に足跡や食べ跡、フンなどを残しています。足跡は山であれば水たまりのまわりなどに、河原や干潟に鳥たちの足跡、新雪に残されたウサギの足跡から、動物たちの行動を推理しましょう。クマは4本の足を使って歩きます。基本的に4本の足を使って歩く動物たちは、前足と後ろ足がだいたい同じ形をしていますが、クマは前足は円形なのに対して、後ろ足は人間の足のような楕円形になっています。ウサギやリスなどのげっ歯類も前後の足の形は違いますが、山でクマの足跡を見つけたら注意して観察してください。ゆっくりと歩いている場合には歩幅が小さく、急いでいるときは飛ぶように走るので歩幅は大きくなります。ただしクマは前足も後ろ足も交互に出して歩くのが特徴です。食べ跡で面白いのは鳥のモズです。カエルや昆虫やトカゲなどのエサを枝に刺しておく習性があります。山間部にはけもの道があります。シカやカモシカがやる角研ぎと同じく、クマも「クマ剥ぎ」が木に残っているのを発見できることがあります。これは角を研ぐ以外に、自分のテリトリーを示しています。シカやクマのけもの道は足跡がびっちりと残っていて、木の実が食べられた跡もあります。フンも残っています。シカやウサギのフンは丸い粒のようですが、クマのフンあは人間でいうと下痢状のものです。クマのけもの道はあの体重があるためしっかり残っていますが、絶対に入らないようにしてください!人間の道と似ているのでいかに足跡が多いかで判断できますが、経験が必要です。
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水は動植物たち、私たちにとっても欠かすことのできない大切なものです。多くの動植物は川や池などのそばで生活しています。アメリカザリガニなどの外来種を観察するのもおもしろいかもしれません。エサはスルメ、サラミなど匂いのあるものならなんでもいいかもしれません。エサを糸にくくりつければ簡単に釣れますのでぜひやってみてください。この種は小さな昆虫やカエル、オタマジャクシなどとにかく何でも食べます。大きなハサミ足でエサを捉え、あご足や大アゴを使って食べているので注意深く観察してみましょう。外来種は他にもミドリガメ、ライギョなど今ではたくさんいます。あまりよろしくないですが・・水が温かくなる頃にはカエルの声を聞いてみるのもおもしろいです。アマガエルが大きな声でなけば雨が近づいている証拠という話もあります。
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冬の湖畔は渡り鳥の宝庫です。北のアラスカやシベリアなどから渡り鳥たちがやってきて、日本で冬を過ごして春には帰行する。カモ、ガン、ツル、ハクチョウなどが代表的です。藻なども湖畔には多いし、トンボの交尾や産卵も湖畔では見やすいです。よく見られる植物はヒシ。山の中の湖畔は見通しもきくので水を飲みにくる動物たちもいます。シカやクマなどもたまに遭遇しますが、テリトリーを侵していることが多いので要注意です。湿地帯ではブヨやハチなどにも十分気をつけましょう!
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磯辺で見ることのできる代表的な鳥はカモメです。カモメが群れているところの水面下には魚が多くいて、漁師たちは鳥山と呼んでいます。他にもアジサシ、猛禽類のトビも見られる。磯辺のテトラポットの集積場はノネズミの巣になっていて、ものすごい数が走り回っています。フナムシも多いです。砂地の中にはゴカイやイソメといった環形動物を見ることができます。潮が引いたあとでも、磯のくぼみには水たまりが残されていますが、これはタイドプールといって小さな魚や貝、エビなどを観察出来るポイントです。イソギンチャクやカニ、ヤドカリ、ウミウシ、アメフラシ、ヒザラガイ、マツバガイ、イシダタミ、クモヒトデ、フジツボなんかも見られます。また漂着物を探してみるのも面白いかもしれませんね。
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山は動植物の生活の場です。遠くから見守りましょう。ニホンジカやエゾジカの角は本来白いが、角研ぎによって茶色くなっています。シカの角は1年ごとに生え替わるので山を歩いていれば落ちている角を拾うこともあるかもしれませんね!かわいい動物も多いです。ノウサギ、リス、キツネ、タヌキ、サル、イタチなど山は野生動物たちがたくさんいます。イノシシやその子供に会うこともまれにあります。山間部はヤマツツジやシャクナゲなど高山植物が見られます。ヤマドリ、キジ、カワセミ、フクロウ、ツグミなど鳥類も多いです。夜行性動物のムササビは滑空があるので木から木へ飛び移ります。飛ぶ前に「ギュルー」と鳴くことが多いようですので聞いてみるのも面白いかもしれません。モモンガなどもかわいいですね。山で気をつけたいのはスズメバチなどの虫です。食べ残しなどを山に残してしまわないように気をつけましょう。ツキノワグマなどは草食動物ですが、人間を襲うこともあります。人間が残した肉類になれていて、体も大きくなっています。生態系を乱すことのないようお願いします!クマに出会ったら観察よりも遠ざかることを心がけましょう。そして音を出して人間の存在をクマに知らしめましょう。下山した際は営林署などに届けておきましょう。
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山野、海などには食材が数多く存在します。山菜や野草、キノコ、木の実、草の実、魚介類、昆虫だって無理すれば食べられるかもしれません。山菜などには人間の手が加えられていない味がします。これはアウトドアでこそ楽しめるものです。食材を食すためには正しい知識も必要になってきます。クセがあったり、毒があったりするのできちんと見分けなければなりません。初めのうちは図鑑など持ち歩いたほうがいいでしょう。またおいしく食べるためには料理法も知っておく必要があります。現地調達には当然ルールもあります。何でも自由にとっていい訳ではないのです。法的、道徳的なルールも存在します。そして自然の生態系を壊さないルールもあります。当然採取禁止の場所もあります。国立公園、国定公園、禁漁区、私有地などです。期間で限定されるものもあります。またその食材自体の採取が禁止されている場合もあります。天然記念物や人為的に栽培しているものをとってはいけません。栽培してるしいたけなんかを採ったら泥棒です。ウニやサザエ、アワビなどの漁業権が設定されているもの。場所によっては採取するのに料金がかかることもありますので予め頭に入れておきたいポイントです。山菜などは根は残して採取すること。そうすればまだ生きられます。むやみやたらに採らず必要な分だけにしておきましょう。自然の恵みに感謝して楽しく頂きましょう!
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アウトドアではとにかく水を確保しなければなりません。キャンプ場などは水場が確保されてますが、そうでない場所では沢の水や川の水を手に入れることになりますが、汚染などの可能性があります。一番安全なのは水道の水。山などに入る場合は、目的地になるべく近い場所で水場の有無は聞いておきましょう。水場がないようなら水道水をポリタンクなどに入れて、分担して持っていくのが安全です。川の水を飲む場合は上流に家などがある場合は生活排水が川に流れ込んでいる場合が多いです。田畑がある場合は農薬が流れ込んでいる場合もあります。飲料水用の入れ物は容易しておいたほうがいいです。当店ではハイドロブルーなどの濾過フィルター等のアイテムもあります。ぜひご検討ください!
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ゼンマイと並んで山菜といったらワラビが有名ですが、アクが強いためか動物達は食べないようです。毒がない限りはうまくなくても食べられます。山菜や野草は農薬などいっさい使われてないし、新鮮なのでビタミンやミネラルの補給にもなります。カラー写真入りの図鑑などを持ってきちんと観察し、マナーを守って食べたいですね。日本には300種類もの山菜があると言われていますが、代表的なものはウド、タラノキの芽、ワラビ、ミヤマイラクサ、モミジガサ、イタドリの芽、フキノトウ、ネマガリダケ。野草ではノビルやツクシ、クサソテツ(コゴミ)などがあります。とにかく種類が多いので図鑑を持って挑戦してみてはいかがでしょうか?
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日本で名前が知られているキノコは1500種ぐらいあります。名前が付いていないものを含めれば4000種以上になるそうです。その中で毒キノコとして知られるものは20~30種あるようです。だから写真いりの図鑑を持っていくことをおすすめします。どんなものが食べられるのか、まずは天然のシイタケ、タモギダケ(黄色いカサをもっているもの)、スギヒラタケ、ナメコ、ホンシメジ、キクラゲ、エノキ、マイタケ、タマゴダケなどです。食用にできるキノコは200種類以上あるそうですが、必ず食べても大丈夫だと知っているものだけを採るようにしましょう。
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子グマが夢中で食べるほど美味なイチゴ、秋の赤く完熟したグミ、初夏のクコ、コウゾ、夏季はクワなどでしょうか。他にもジャムしたら美味しいコケモモ、トチ餅になるトチノキ、塩漬けにするとよいマタタビ、ジャム向きのヤマブドウ、アケビはそのまま食べられる。サワグルミ、ヒシ、カラスウリ、クリ、コクワといったものもある。アクが強いものもあるのでアク抜きが必要になります。ドングリだけは食べないようにしたいです。昔はメチルアルコールをドングリから作っていただけあって、目や神経系にきます。磯辺ではハマナスの実を食べてみましょう。甘いし、花びらがジャムやリキュール、ゼリーになります。枝ごと採ってしまうのはマナー違反になるのでやめましょう!
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山野、海などには食材が数多く存在します。山菜や野草、キノコ、木の実、草の実、魚介類、昆虫だって無理すれば食べられるかもしれません。山菜などには人間の手が加えられていない味がします。これはアウトドアでこそ楽しめるものです。食材を食すためには正しい知識も必要になってきます。クセがあったり、毒があったりするのできちんと見分けなければなりません。初めのうちは図鑑など持ち歩いたほうがいいでしょう。またおいしく食べるためには料理法も知っておく必要があります。現地調達には当然ルールもあります。何でも自由にとっていい訳ではないのです。法的、道徳的なルールも存在します。そして自然の生態系を壊さないルールもあります。当然採取禁止の場所もあります。国立公園、国定公園、禁漁区、私有地などです。期間で限定されるものもあります。またその食材自体の採取が禁止されている場合もあります。天然記念物や人為的に栽培しているものをとってはいけません。栽培してるしいたけなんかを採ったら泥棒です。ウニやサザエ、アワビなどの漁業権が設定されているもの。場所によっては採取するのに料金がかかることもありますので予め頭に入れておきたいポイントです。山菜などは根は残して採取すること。そうすればまだ生きられます。むやみやたらに採らず必要な分だけにしておきましょう。自然の恵みに感謝して楽しく頂きましょう!
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アウトドアではとにかく水を確保しなければなりません。キャンプ場などは水場が確保されてますが、そうでない場所では沢の水や川の水を手に入れることになりますが、汚染などの可能性があります。一番安全なのは水道の水。山などに入る場合は、目的地になるべく近い場所で水場の有無は聞いておきましょう。水場がないようなら水道水をポリタンクなどに入れて、分担して持っていくのが安全です。川の水を飲む場合は上流に家などがある場合は生活排水が川に流れ込んでいる場合が多いです。田畑がある場合は農薬が流れ込んでいる場合もあります。飲料水用の入れ物は容易しておいたほうがいいです。当店ではハイドロブルーなどの濾過フィルター等のアイテムもあります。ぜひご検討ください!
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ゼンマイと並んで山菜といったらワラビが有名ですが、アクが強いためか動物達は食べないようです。毒がない限りはうまくなくても食べられます。山菜や野草は農薬などいっさい使われてないし、新鮮なのでビタミンやミネラルの補給にもなります。カラー写真入りの図鑑などを持ってきちんと観察し、マナーを守って食べたいですね。日本には300種類もの山菜があると言われていますが、代表的なものはウド、タラノキの芽、ワラビ、ミヤマイラクサ、モミジガサ、イタドリの芽、フキノトウ、ネマガリダケ。野草ではノビルやツクシ、クサソテツ(コゴミ)などがあります。とにかく種類が多いので図鑑を持って挑戦してみてはいかがでしょうか?
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日本で名前が知られているキノコは1500種ぐらいあります。名前が付いていないものを含めれば4000種以上になるそうです。その中で毒キノコとして知られるものは20?30種あるようです。だから写真いりの図鑑を持っていくことをおすすめします。どんなものが食べられるのか、まずは天然のシイタケ、タモギダケ(黄色いカサをもっているもの)、スギヒラタケ、ナメコ、ホンシメジ、キクラゲ、エノキ、マイタケ、タマゴダケなどです。食用にできるキノコは200種類以上あるそうですが、必ず食べても大丈夫だと知っているものだけを採るようにしましょう。
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子グマが夢中で食べるほど美味なイチゴ、秋の赤く完熟したグミ、初夏のクコ、コウゾ、夏季はクワなどでしょうか。他にもジャムしたら美味しいコケモモ、トチ餅になるトチノキ、塩漬けにするとよいマタタビ、ジャム向きのヤマブドウ、アケビはそのまま食べられる。サワグルミ、ヒシ、カラスウリ、クリ、コクワといったものもある。アクが強いものもあるのでアク抜きが必要になります。ドングリだけは食べないようにしたいです。昔はメチルアルコールをドングリから作っていただけあって、目や神経系にきます。磯辺ではハマナスの実を食べてみましょう。甘いし、花びらがジャムやリキュール、ゼリーになります。枝ごと採ってしまうのはマナー違反になるのでやめましょう!
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数多くの山菜や野草はどの部分が美味しいのか知っておくと役立ちそうです。
茎を食べるもの・・・アオミズ、イタドリ、ウワバミソウ(ミズ)、フキ(フキノトウ)、モミジガサ、ワラビ、ウドなど。
芽を食べるもの・・・タラノキ、イタドリなど。
根を食べるもの・・・ノビル、オニアザミ、ヤマゴボウ、行者ニンニク(キトピロ)、ツルニンジン、ウワバミソウ、ワサビ、ヤマノイモなど。
葉を食べるもの・・・オオバギボウシ、ノビル、クサソテツ(コゴミ)など。
花を食べるもの・・・オオバギボウシ、オオマツヨイグサ、ハマエンドウ、ツバキなど。
その他・・・ツクシはスギナの胞子茎を食べる野草です。
山菜や野草は摘み取ってから時間がかかるほど味や香りが失われてしまいます。その日に持ち帰って食べるなら、新聞紙を一枚濡らして、生のままくるみ、その上にもう一枚新聞紙で包んで持ち運べば長持ちします。蒸らさないように工夫が必要です。ウドなどは土をつけたまま持ち帰ってたほうがいいです。保存する必要がある場合はまずゆでてアク抜きし、塩漬け、みそ漬けにして持ち帰ります。アク抜きは採ったその日に行ったほうがいいです。料理法はいろいろありますが、簡単なのは天ぷらです。渋みも苦味も油で揚げれば大丈夫です。ウドは焼きウドにする。ネマガリダケも皮付きのまま火で蒸し焼き。ミヤマイラクサの茎は味噌汁にすればだし汁も取れておいしいです。行者ニンニクもみそ汁にしても炒めても食べられます。ワラビはさっとアク抜きして生のままでタタキにしてもいいですね。ウワバミソウも同様のほうほうで食べられます。漬け物もいいですね!
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ドクウツギやスズラン、ウマノアシガタ、トリカブト、チョウセンアサガオ、レイジンソウ、フクジュソウ、ドクゼリ、ベニテンダケなどには毒性があります。毒草は摂取すると神経系統をやられたり、血便症状がでたり、最悪死に至ります。サンショウに似たオニザンショウは間違えやすいので要注意です。あとはキノコはとくに注意したいです。毒キノコは食用にできるものと似ているものが多いです。図鑑などと見比べても個体によって色や形が違ったりするので特定できない場合もあります。なるべく知識が豊富な人と一緒に採るのがいいと思います。毒キノコはドクツルタケ、タマゴテングタケ、シロタマゴテングタケなどの猛毒のテングダケ類は1本食べただけで確実に死んでしまいます。ヒトヨタケは悪酔い症状を起こします。テングタケやベニテングタケなどを食べると興奮状態が続いた後、眠りに陥ります。シビレタケなどは幻覚やシビレを誘います。ほかにもツキヨタケ、ワライタケ、カキシメジ、クサウラベニタケなどの毒キノコもあります。とくにかくキノコ類には注意したほうが良さそうです。
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山間を流れる渓流にはヤマメ、イワナ、北海道の一部には天然のニジマスやイトウ。サワガニにいます。カジカもおいしい。西日本にはアマゴという種もいて旬の初夏から初秋はアユよりもうまいと言われれています。渓流魚の胃袋はうまいそうです。コリコリして珍味だそうです。川を下った清流はコイ、フナ、ウグイ(ハヤ)、ウナギ、アユなどがいます。モズクガニは鍋にしても、味噌汁にしてもいい。他にはカツマカ、ナマズ、スッポン、ザリガニもいます。釣りは古くからの文化です。食料を調達するといっても釣りは楽しいでのぜひトライしてみてください。
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川での調達でやはり釣りに勝るものはないんじゃないでしょうか。渓流竿は小さくまとまりかさばらないので持ち運びの楽々です。防水シューズや渓流タビなんかもあるといいですね。あとは釣れた魚を入れる容器。ではエサは何がいいでしょうか。川魚を釣るなら、その川に住む川虫、水中昆虫などがよいですね。トビゲラ、カゲロウ、カワゲラが一般的です。ほかはクモや蛾やトンボ、バッタ、イナゴなどもエサに使えます。あとはやはりミミズ!イクラもエサとして使える。
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湖畔でとれる魚介類はワカサギ、フナ、コイ、ドジョウがとれます。タニシなどは味噌汁にするのがいいですが泥を吐かせるのが面倒ですね。テナガエビは網で簡単にすくうことができます。フライや塩ゆででおいしく頂けます。湖畔には食用の魚類はそれほど棲息していません。湖畔の魚は泥臭いのも難点です。北海道では魚の種類も多く現地調達もおすすめ。ブラックバスなどの外来種を食べてみるのもいいですね。ブルーギルなども釣って食べるとおいしいらしいです。
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湖畔ではルアーフィッシングに挑戦してみてはどうでしょうか。これはスポーツフィッシングでルアー(擬餌バリ)を使います。エサ釣りとは違うテクニックが必要です。ルアーをエサに似せて動かすなどがあります。金属片やプラスチック、木などでできていて、いくつか種類があります。まずはスプーンは水中で揺れ動いて魚を誘う。スピナーは回転翼がついていて、この動きに魚が食いつく。プラグは小魚や昆虫に似せたり、小動物のような姿に作られています。ジグは鳥の羽などで覆われた針におもりがついています。イミテーションはカエルやミミズをかたどっったものです。ルアーは魚が自分のテリトリーに侵入してくるものに対して持っている攻撃性や、フィッシュイーターとしての本能、光るものに対する魚の反射神経を利用して魚をだまして釣ります。高度なゲームで魚のとの駆け引きが必要です。ぜひ一度トライしてもらいたいです!
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磯辺は食材に恵まれています。カメノテ、フジツボは味噌汁にしたら、ダシもでるし肉も甘くておいしいです。タカセガイ、ジンガサなどのどこにでもある貝、天然のカキも美味です。カキは生でもいい。魚ではカサゴ、キス、アジ、小サバ、カマスやアイナメなども磯辺で釣れる魚です。海水浴場など人がたくさんいる場所はさけてキレイな海水だったら料理にだって使えます。アサリやナガラミ、イワノリなどの貝や海藻類も調達すれば豪華な食事ができそうですね!
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磯辺では本格的な釣りでなくても簡単な仕掛けでけっこう釣れたりします。カサゴなどの小魚が釣れるので現地調達の食材としては十分使えます。釣り糸、釣り針、おもりさえあれば、仕掛けは可能なんです。探り釣りであれば魚のいそうなポイントに雑貝を針につけて投げ込んでみれば面白いように釣れたりします。餌はオキアミを買っておけば一日楽しめます。岸壁などがある場合はサビキ釣りという釣りもあります。サビキという擬餌バリのし掛けを竿につけたりして海に垂らせば餌もいりません。沈めたり浮かしたりして魚が食いついてくれるのを待つだけでいいんです。色々な魚がかかっておもいろいのでぜひ一度試してみてください。魚のほかには岩の後ろなどについているタカセガイ、ジンガサ、ダマ、スガイ、タカノツメなどの雑貝を手に入れることもできます。釣り用の餌としても使うこともできます。他に餌として使えるのはゴカイやイワムシ、イソメなどの環虫類。アサリやサザエのむき身や海藻類でも釣れます!
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ザックにすべて入るなら問題ありませんが、軽ければ軽いほど行動しやすいので食器や調理用具も自然のものを使ってみましょう。ただこのご時世衛生面の不安があると思うので、心配な方はやめましょう。たとえば石、平たい大きな石ならフライパンの代わりになったりします。皿はフキの葉などを用いて作ることができます。アルミホイル代わりにもなります。カシワやササも皿にできます。竹はお椀、コップや箸の代用として使えます。洗い道具も自然から使えます。砂は食器の汚れは落ちますが、コッヘルなどを傷つけてしまいます。ヨモギの葉などの雑草を丸めればタワシ代わりになり、洗剤の役目もするので便利です。海などではホンダワラなどの海藻がタワシ代わりに使えると思います。
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火を起こし持続させるにはコツがあります。いい焚き火はいい火床作りから始まります。火床がしっかりしていないと上にどんなよく燃えるものがあっても、長続きはしません。焚き火の途中で火床が薄くなってきたらもう一度しっかり再生させる必要があります。火床は火がつきやすい白樺の皮や枯れたスギの葉などから燃やしていくのがいいです。火力が強くなったとこで大きな薪を加えます。細かい木を何回か加えるより、このほうがずっと手間も省けて火も持続します。スギの枯れ葉などを火種にするときはバラバラよりも数本くくった束にしたほうが火がつきやすいです。また丸い棒状態の薪をそのままただ燃やすよりも、ナタやナイフで薪の表面にささくれを作ったほうが火がつきやすいです。火は上へ上へといきます。どうしても火勢が強くならないときは薪を立ててみましょう。必然的に火の付きがよくなります。
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焚き火はどこでもしてもいいというわけではありません。安全性を考えると延焼するものが近くにある場所ではやめておきましょう。火災が起きたら大変なことになります。例えば笹ヤブ、乾燥した草地、木の根元の近くでは火をおこさないほうがいいです。またテントのそばでも気をつけましょう。安全性の面では河原のあるところが一番危険が少ないということになります。ただ近年大雨により、増水などしている川もあるかもしれません。十分気をつけましょう。自然保護法の規定では国立公園や国定公園などの特別保護区のなかでの焚き火は禁止されています。事前に確認した上で焚き火できる場所を決めて楽しくキャンプしましょう!
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起こした焚き火を調理に使う場合は石でかまどを作ったほうがいいです。火は酸素がないと燃えないので酸素の通り道を風が通るように風向きを見て空気穴を必ず作ります。また調理するには炎が強すぎると調理器具が真っ黒くススがついたり取ってがものすごく熱くなったりしますので「オキ」がいいです。薪ははじめは炎をあげて燃え上がり、揮発成分が燃焼しきったあとに炭状になり、炎をあげないで燃え続けます。この状態を「オキ」といいます。このオキを調理の熱源にすることで燃料節約になります。かまどはコッヘル、飯盒などが載せやすい構造にしましょう。
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火のおこし方で、その人が狩猟民族の血を引いているか、農耕民族が分かるといいます。大きな焚き火は狩猟民族、小さな焚き火は農耕民族と言われていますが、本当なら面白いですね。焚き火は一気に周囲の温度を上げて暖をとったり、衣服を乾かしたりできる「大きな焚き火」と炊事向きの「小さな焚き火」の2種類あります。薪をやたら積み重ねても、火はうまく回りません。まず燃えやすい小枝など、細かなものから火をつけていきます。乾燥してるとなおいいです。松の葉、木の削り片、流木、マツボックリ、シラカバの皮などは火のつきがいいです。火床を作るために用意しておくといいです。油分を多く含んだマツ類などの針葉樹の薪は燃えやすいです。焚き付けには新聞紙などを使っても大丈夫です。火がつき炎があがりはじめたら、一気に大きな薪を積んでくべましょう。少しずつでは火はなかなかつきません。この時、薪を立てると火が昇っていくので火が強くなります。また今度は薪を密着させずに酸素の供給に気を配りましょう。薪を組む際には薪から薪に火が移っていきやすい組み方をするといいです。太い木に火がついたらそれを枕にして中太の木をもたせかけるように交互に組み合わせればメラメラした状態で火を保つことができます。やがてオキができて焚き火は安定します。
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防火マッチもメタルマッチも優れたものだが、やはり普通のマッチでも、濡らさないできちんと持ち運びできるようにしておきたい。ジッパー付きのビニール袋、フリーバーバッグなどが大活躍してくれます。防水はたしかだし、外から何が入っているか一目瞭然なのがいいですね。念の為分けて持っておいたほうがいいかもしれません。片方が濡れても使えるように。濡らしたらなるべく早く乾かしましょう。時間があれば天日干しでも乾きますが、自分の髪の毛に挟んでみたり体温で乾かすこともよく使われています。
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焚き火をするためにもっておくとよいものはチャッカマンなどのガスライターを長くしたような棒状ののもの「スパークライタ?」と呼ばれるをもっていると便利です。マッチが濡れて使えない時など使えます。あとは着火剤などです。アルコールを混ぜてあるので早く火をおこしたいときになどに重宝します。固形アルコールなどはよく使われています。ガムテープは以外とよく燃えてくれるんです。小枝や松の葉をガムテープでくくって束にして使うと一石二鳥ですね。牛乳パックや自販機からでてくる使い捨ての紙コップもパラフィン加工してあるので火のつきがいいです。多少濡れていてもよく燃えます。
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原状復帰がアウトドアの基本です。焚き火は確実に消して、なるべく元の状態に戻してから移動しましょう。ほんの少し火種が残っているだけでも乾燥や風によって以外な延焼をおこす危険があります。水をかけて、さらに砂もかけた上で踏んでおくのがいいです。組んだかまどの石などが熱い場合にはさらに水をかけて冷やしましょう。かまどは崩して石も元に戻しておきましょう。焚き火は灰しか残らないような焚き火計画をたてて、完全に使い切れるように、焼け残りを残さないようにしたいですね。
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オートキャンプでは食事は楽しみであり目的でもあるので豪華に時間をかけたいものですね。そうでないアウトドアでは時間をかけてられないし、道具もコンパクトに持ち運びできるものになってきます。食料以外には調理用ストーブとコッヘル、食器、最低限の調味料(塩、こしょう、しょうゆ、味噌)は持っていったほうがいいですね。サラダ油も。食器類は結構こまごまとしたものがあるので、革手袋などと一緒にてひとつにまとめておきましょう。また調味料は濡れてしまうといけないので、小さなポリ容器やフィルムケースに入れて小分けしておきましょう。ケチャップやソース、サラダ油などは透明なスクイーズチューズなんかに入れておくといいですね。しょうゆは顆粒状のものもあります。
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確実に食べ切れる量の食料を日程から逆算してもっていくことで、帰りも楽になるしゴミも出なくて自然にも優しいです。ビールなどの缶はアルミニウムなら焚き火で燃やすことができます。現地調達の食材は計算にいれないほうがいいです。採れなかったら餓死しますw オートキャンプなどでは食べたいもの作りたいものを持っていって挑戦してみてください!
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野外生活での基本は簡単に作れて、コンパクトに持ち運べるものが必要です。食器と調理器具をを一緒にしたものといえばコッヘルが便利です。鍋は食器となり、蓋は皿やフライパンにもなります。その中にはヤカンやストーブなどが入るのでコンパクトにまとまります。規格の同じメーカーのものだとシステマチックにまとめやすいので。色々と試してみて自分流にシステム化してみるのをおすすめします。
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飲料、調理に使えるっ水が見つかったら、川や沢では上流に向けて汲むことです。自然の流れで容器に入ってきてくれるからです。またよどんでいる水は危険なので、流れのあるところの水を集めるようにしたいです。よどんでいる場所の水はどうしても汚れなどがあります。きれいな水でもそのまま飲んだりするのはやめましょう。一旦火にかけてから使うようにしたほうが安全です。よくを言えば、濾過システムなどを利用して濾過してから使うともっと良いです。また当然のエチケットですが、川などにもゴミを捨てるのはやめましょう!
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焚き火は色々な事情から限られている以上、料理は基本的には調理用のストーブで行うことになります。簡単に手早く料理がしたいなら火力の強いストーブが必要になってきます。白ガソリンストーブはポンピングによって圧力をかけなければならないし、プレヒートを必要とするものがほとんどです。使い終わったあとの手入れ、ノズル、ジェネレーターの詰まりをきれいに掃除しなければいけません。やはり使いやすいのはブンタンガスのストーブでしょうか。初めて買う時もガスのほうがいいですね。経験を積んでから白ガソリンのストーブを使ってみるのをおすすめします。ガスの圧力を高め火力を安定させるパワブースターを使ってみるのもいいですね。ガソリンはタバコの火で引火するので注意が必要です。ガスもわずかでも残っていると危険なのでガス抜き道具を使って、残ったガスを完全に抜きましょう。
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野外でもおいしいごはんを食べたいものです。米はといでからすぐ炊いたら芯のあるご飯になってしまいます。最低でも10分、できれば30分は水に浸しておきましょう。コッヘルでストーブを使って炊く場合も多いと思いますが、水は多めにしたほうが美味しいごはんが炊けるんです。中指法といって、といだ米の表面に中指を立てて、その第一関節まで水を入れるというものです。目安として覚えておきたいですね。また沸騰してきたら、フタに重い石などを載せておけば、ふっくらしたご飯になりやすいそうです。山には高度もあるので気圧の関係で沸点も下がったりします。高度のあるところでは水を多く入れて、炊く時間を長くするのと、フタに石などを載せて中の圧力を増やしましょう。これは経験して覚えていくしかなさそうですね!
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基本は三枚おろし、ワタ、エラ、血合いは必ずとりましょう。せっかく魚が釣れたとしてもそれをさばかなければ食べられません。まず腐りやすい部分、とりさらないといけません。釣った魚は動きますので岩に頭をニ三度ぶつけて昇天させましょう。これを「野ジメ」といいます。ビクの中でジタバタと窒息させるよりも味がいいといわれています。魚の開き方には2種類あります。ひとつは魚を背から持って腹を上にして肛門からナイフの刃を上向きに突き刺し、そこから頭のほうにぐーっとナイフをすすめるやり方。もうひとつは魚を置き、のどの部分から尾に向けてナイフを押すさばき方。肝心なのはワタ(内蔵)を残さず、ナイフできれいに抜いてしまうことです。また同時に背骨に沿って走っている血合いも完全に取ってしまいます。血合いは指でこそげ落とすようにします。保存用にする場合にはエラも取ってしまいましょう。ワタやエラが一番腐りやすいからです。ここから三枚おろしになります。まず頭は切り落としましょう。そして手で魚を押さえて背骨に沿って尾のほうにナイフを走らせます。そして二枚になった魚の骨付きの身のほうから、ナイフで骨より上の部分を切り離します。これで完了です。魚が滑る場合には危険なのでまな板の上にタオルをしいてやるか、軍手をはめてやってもいいですね。
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魚の最高の料理法はなんといっても、塩焼きではないでしょうか。イワナやアマゴ、ヤマメなどが釣れて、焚き火ができるところだったらなおさら。新鮮で本来の味も楽しめます。最高の晩餐になることは間違いないでしょう。また渓流魚ではそれほど心配ありませんが、清流にいる魚などはけっこう寄生虫が多いので刺し身などで食べるのは避けたほうがいいです。絶対に火を通したほうがいいですね。塩焼きにする場合もワタと血合いを取り除いて、水洗い、水けをしっかりとって、今度は魚を串刺しにします。塩を撒き散らすように魚全体にまんべんなくふっておきます。内側にも少し塩をふっておいたほうがいいです。焚き火のまわりに串刺しにした魚をたてます。遠火の強火がいいです。近いと焦げてしまいます。くしを回して火にあたるところを適度に変えてあげればまんべんなく焼けます。内側の肉に熱が通ればもう食べることができます。釣りをすることがあればぜひ挑戦してほしいです!
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塩焼きもいいけど、燻製にしてしまうのもおすすめです。燻製は焚き火だけでも作れます。色々な燻製器や燻製用チップも売られています。下ごしらえは同じで、魚の腹を開いてワタを抜いて、血合いを除きます。エラも取ります。そして塩をまぶし、その状態で20?30分は置いておきましょう。そして水洗い、いったん洗い落とさないと、しょっぱすぎる燻製になってしまいます。そして風干しします。このときに、腹の部分に小枝や爪楊枝で突っ張りを作って腹をきちんと開いておきましょう。でないと乾きません。あとは焚き火の煙を使ってただただいぶすだけです。注意してもらいたいのは火は触れない状態にしてください。やくのではなく煙でいぶすんです。ちょっと生っぽいものが好きなら2?3時間で十分です。時間がながければ長いほどいぶしが効くので風味のある燻製ができます。お酒のつまみにも結構いけますよ!
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石は調理器具としても使えます。焚き火の直火では焦げてしまいがちですが、石焼ではそういうことはありません。石は熱伝導率が低いので内部まで温められたときは簡単には冷めません。この特性を利用してグリルを作ってみましょう。かまどを作る際に隣接させて穴をほっておいて、そこに焚き火で焼いた熱い石で囲いを作ります。そして石でフタをします。これで熱が逃げないのでグリルができます。これでフキの葉などにくるんだおいしい魚の蒸し焼きができます。また熱く焼いた石そのものをフライパン、釜として使ってしまう手もあります。パンなどはきれいに焼けます。ムニエルも可能です。油をひけばワイルドな焼き肉も楽しめちゃいます。料理ではないですが、川のよどみのすぐ近くで焚き火をたき、大きな石を熱くして、よどみをせき止めて石を入れるとお湯になり、露天風呂も楽しめます。
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ワラビ、ゼンマイ、ツクシ、フキ、ウドなどこれらの山菜はとてもおいしいですね。でもアクが強いのでしっかりとアク抜きをする必要があります。好みもありますが、苦手な人はしっかり抜くようにしましょう。アク抜きには灰を使ってみましょう。焚き火で出た灰を容器に入れた山菜に埋まってしまうぐらい入れましょう。そこにお湯をかけて山菜をお湯灰漬けの状態にします。この状態のまま2?3時間も置いておけば、アクはきれいに抜けてしまいます。これがフィールドでできる一番簡単なアク抜きです。他にも重曹を使ったりと方法はあります。あとは流水にさらして水切りしていつでも食べられます。ウドやヒメタケなど皮の分厚いものだったら焚き火でしっかり表面が真っ黒になるまで焼いて、皮を向けばアクが抜けるものもあります。
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オートキャンプでは移動も車で食料もたくさんつめて食事も楽しめますが、登山などそうでないアウトドアの場合は一日中歩くこともあり、持っていける荷物は限られます。もちろん食料もです。調理する時間もない場合もあるかもしれません。そんなときはドライ食品などが予備食料も兼ね備えて便利です。フリーズドライ食品、レトルトパウチ。これらは戦争中の携帯食としてアメリカで開発されたものです。現在はメニューも豊富にあります。インスタント味噌汁、乾燥納豆、豆腐、お湯をかければできたてとそう変わらない味を楽しめるきんぴらや焼き魚、白いごはんはもちろん、ビーフストロガノフ、リゾッド、五目ご飯もあります。料理を作るのがめんどくさい人はこれでまかなえます。長期保存も可能なのでぜひお試しいただきたいです。
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荷物は少ないほうがいいので、木や草の葉は皿になります。枯れ木はナイフを使って削ると箸になります。生木を使うのは自然に対して申し訳ないです。それに柔らかいというのがあります。イタドリやフキの茎を使えば、火吹き竹を作ることができます。またY字形の木の枝などがあれば、火かき棒や焚き火で調理する際の脚立にもなってくれて大変便利です。帰る際にゴミが一切でないのが理想ですね。食器など洗う場合は中性洗剤は使わないようにしましょう。川や海を汚染してしまうからです。ヨモギやトクサを使えば食器はきれいに洗えます。食料を余らせて、動物たちの生態系をいたずらに混乱させてしまうことになります。来た時の状態に戻すというのはやはり基本ですね。
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テントをはる場所は石場、傾斜地は避けなるべく平坦な場所がいいです。そうなると河原や草地など開けた場所がいいことになります。風の直撃を受ける場所や夏などは日当たりがよすぎるとテント内がサウナのようになってしまいます。森林と草原の境目などが適した場所かもしれません。森林の中の広場のようなところがあればベストです。そして水はけのいいところに設営したほうがいいです。乾燥した場所がいいですね。水はけ悪いところに寝るのほど気持ち悪いことはないです。地面を気にしないハンモックキャンプもおすすめです。
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テントの設営場所が決まったら、暗くなる前にテント張りに取り掛かりましょう。暗いと事故や怪我が多くなりがちですので早めに設営するのが鉄則です。テントを地面に固定するペグはしっかりと打ち込み、フライシートも雨が降っていなくてもしっかり装着します。夜になって風がでてきて、パタパタと音が気になって寝づらくなります。テントの床下い風が通る場合は、不在時に軽く飛んで行ってしまう可能性があります。設営時に風の向きがわかっていれば、テントの出入り口を風下に向けて設営します。ドーム型テントの場合は風上に向けて作るとそこから風が入り込み強風の場合吹き飛ばされてしまう可能性があります。ただし風向きは変わったりしますのでテントの向きも変える必要があります。そしてテントの下の石などは丹念に取り除いてからテントを張ったほうがいいです。ゴツゴツしてて寝れません、テントの下に小枝や雑草をクッション代わりに敷いておくのもおすすめです。湿気を避ける効果もあります。ヨモギなどがあれば多少の虫除けの役目もはたしてくれます。またテントが組み立て終わったら、明るいうちにテント内部に蚊取り線香をたくなり、殺虫剤を吹き付けるなどして、しっかりと防虫対策をしておき、そのあとは密閉状態を保ちましょう。テントの外に出て炊事や食事をしているときにも、絶対にテントは開けっ放しにしないようにしましょう。蚊一匹でも大変です。
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テントを張るのは危ない場所もあります。まず、ガケの下。急傾斜の雪渓の下も同様です。がけ崩れや落石のおそれがあります。ガケの上も論外です。中洲や水なし川も危ないです。増水や鉄砲水、ダムの放水などで、一瞬にして川の水位が上がったら、どうしようもないです。異常気象の雨で被害が出ていました。絶対にやめましょう。水なし川も同様の理由でさらに危ないです。河原に張る場合でもあまり流れに近い場所にはテントを張らないよう気をつけましょう。海外の波打ちぎわも要注意です。見晴らしのいい丘の上や、稜線上、とくにそこが鞍部になっているようなところもやめておきましょう。突風や落雷のおそれがあります。開けた地にポツンと大きな木がたっている場所も落雷の被害にあいやすいので要注意しましょう。
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テントも色々な種類がありますが、張り網やペグがなくても自立する、セルフスタンディングのテントが設営も簡単です。コンパクトにたためて収納も簡単です。形としてはドーム型やシェルター形などありますが、ドーム型のほうが便利に使えたりします。日本は雨が多いので天井が高く、スペースにゆとりがあり、テント内に色々と収納できます。中で何人かは座ることができ、食事をすることが可能です。シェルター型はソロキャンプや寝るだけで十分という人には向いてます。収納もよりコンパクトにできますし、ドーム型より天井が低いので風の抵抗を受けにくいからです。ツェルトはテントほどしっかりした造りではないですが、布1枚でできていて、ロープ1本あれば吊り下げて使えます。日本ではビバーク用として認識されているかもしれませんね。でもツェルトはコンパクトかつ軽量で狭い場所でも眠ることができ、野宿派には最高ですね。人数が多くてテントに入らない場合にもザックの中に忍ばせておけば荷物置き場としても使えます。
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泊まりだとトイレも必要です。きちんとしたキャンプ場にはトイレも完備されていますが、野営となるとそんなものはありません。男性であればちょっとした草むらなんてのもありですが、女性ではそうはいかないでしょう。しっかりしたトイレを作る必要もあります。テントからは離れた場所でひと目につかない場所がいいです。シート等があれば覆い隠すこともできます。水場や調理場からは離れたところにしましょう。テントより風下に作ることはいうまでもありません。50cm程度の深めの穴を掘って、穴の両側には足を載せるための木を何本か縛ったものを置きましょう。目印にもなりますし、足を穴に落とすこともありません。できればフタになるものもほしいです。フキの葉や新聞紙などはもってこいです。Y字の枝なんかはトイレットペーパーを引っ掛けておけばいい目印になります。帰る際には当然穴は埋めて来た時と同じ状態に戻しましょう。
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シュラフは疲労回復の為、睡眠をとるのに必需品です。防寒性、撥水性、収納性のいいものを選んだほうがいいです。スリーシーズン用、夏用、冬用の三種類がありますが、最初に買う場合は日本の気候にも対応できるスリーシーズン用がいいです。あとはダウンか化学繊維のものを選ぶかですね。暖かさでいったらダウン、コスパは化学繊維のほうがいいですね。
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シュラフの下に敷くマットは地面の凹凸や、ゴツゴツした感触を和らげてくれます。シュラフカバーはゴアテックスなどの防水素材でできているので水に強いです。テントに水が侵入してもシュラフの上にカバーをしていれば大丈夫です。それに保温力を向上させてくれる効果もあります。シュラフは行動スタイルによって型は決まってきます。車で行かないのなら持ち運びに便利なミノムシ型のマミータイプ、寝やすいのは封筒型のレクタングラータイプですが、持ち運びするのであればミノムシ型のマミータイプですね。シュラフを選ぶときのサイズはピッタリというよりも一回り大きめぐらいのものがいいです。そのほうが寝やすくなります。またインナー付きは温かいので防寒に役立ちます。
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夏のアウトドアは虫はつきものです。照明をじょうずに利用すれば虫はよってきません。光量の違う2種類のランタンを用意すればいいんです。虫は明るいほうによってくるので、テントから遠くに光の強いランタンをおいて虫集めの誘蛾灯として使い、光の弱いランタンをおきます。こうすれば比較的、虫が来にくい状態が作れます。
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湿気は機能低下の元凶です。長持ちさせるにはまず乾燥させることが大事です。まず撤収前に1回は乾かすようにしたいです。一晩眠っただけで、ずいぶんと湿気を帯びていたりします。テントとフライシートは別々に干し、テントは本体をひっくり返して底を日に当てることもしておきたいです。シュラフやシュラフカバー、フライシートは木々の間にロープを張って干しましょう。シッパーは前回にして表だけではなく裏も乾燥させておきたいところです。しまう前に家でももう一度乾燥させてといいです。撤収時はそう時間がないことが多いし、雨の場合もあります。そういう場合はテントは家に帰ってから組み立ててから干しましょう。しまう時は箱などスペースに余裕持ってしまうといいですね。ダウンなどはギュウギュウに詰めると片寄って機能を失ってしまいます。面倒ですが、これらのメンテナンスなどをすることによって長持ちしてくれます!
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自然に溶け込むことがアウトドアの基本精神ですが、人間は自然にとっては侵入者となります。無神経に入り込めば、自然はなんらかの影響を受けてしまします。開発の名の下に散々と自然をいじめてきた人間は、自然にとっては嫌われ者です。このことはアウトドアをやる上では決して忘れてはいけません。だから自然に対して謙虚な気持ちで接するのは大切なことです!また国立公園などの自然公園ではキャンプは一切禁止です。法律で罰せられますので予め調べてからいきましょう。また指定地域でもキャンプではできません。そういうことも踏まえて原状復帰してテント場を去るのが義務です。
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刃物はアウトドアで必要な道具です。枝を苅り、食料をさばく。ロープを切ったり、木を削って新たな道具を作り出すことができます。用具類の修理だってできます。使い慣れた刃物ひとつ持っていれば、万能の活躍をしてくれます。目的によって刃物を選びましょう。アウトドアは魚をさばいたり、肉を切ったりする料理系の刃物とヤブこぎのときに立ち木を払ったり、ロープを断ったりするナタ系の刃物の2種類があれば事足ります。アウトドアで一般的な刃物としてはやはりナイフです。大きく分けて2種類です。刃を折りたたむタイプのフォールディングナイフと、シースに収納するシースナイフです。シースナイフのほうが刃のデザインに多様性があり、獲物の皮を剥ぐ、突き刺す、切断するといった目的別に作られています。いっぽうフォールディングナイフは、これらの機能を刃の各部分に分散させて一本でまかなえる作りになっています。フォールディングナイフは用途が広く、これ一本で多目的に使えます。なかでも「フォールディングハンター」タイプが料理系・ナタ系ともに機能を備えています。またポケットナイフとしてよく使われているものに、スイスアーミー・ナイフがあります。多機能・コンパクトで小手先の用途には便利ですが、大物を切ったりするにはちょっと使えない。アクセサリーが少ないもののほうが使い勝手いい印象です。ナイフ以外の刃物にはハンドソー(のこぎり)、アックス(斧)がありますが、立ち木を苅ることは避けたいところです。大きな流木などをのこぎりや斧で薪を作ったりする際に必要な道具だと思います
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どんなにいい刃物でも、使いこなせないと意味がありません。まずは使ってみないとなじんできません。料理する際にはナイフをどんどん使ってみる、枯れ枝を削って串や箸を作ってみるなどしてるうちになじんでくるものだと思います。子供にも使い方を教えられます。きちんと使えばナイフは危なくありません。またナイフは自分で研がなくてはなりません。常に切れる状態に保っていなければ意味がないですね。必要なのは砥石です。凸凹した砥石より真っ平らな砥石を使うのが基本です。砥石はしっかり固定し、その上に水をたらします。ナイフは刃の部分、柄の部分それぞれを手で押さえて、研ぐさいには、刃の角度を一定に保つ必要があります。また刃こぼれしてしまったら専門家におまかせしましょう!
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ナイフ同様、アウトドアで使いこなしたいのがロープです。濡れた服を乾かすときには立ち木の間にロープを渡したらいいし、ビニールシートを利用して簡単な小屋がけをするときや、切れてしまった張り綱同士を結ぶ際にも、ロープワークが必要になります。ロープにも材質や太さなどの種類がありますので用途や目的によって使い分ける必要があります。木綿やマニラ綿などの植物繊維でできているロープは、目的に応じて使い分けます。マニラロープは小包み用の茶色いヒモを太くしたようなもので、弾力性にはとんでいますが、ゴワゴワして収納しづらく、濡らしたりすると硬くなっていまって使いづらいです。白麻ロープはヨットの帆に使われている細い白い糸を組み合わせたもので、アウトドアにもよく使われる作業ロープです。引っ張りに対する強度はいまイチで、車の牽引などに使うと、切れてしまいます。ナイロンやポリエステル、ビニロンなどでできている化学繊維のロープは軽いし、強度もあります。水にも断然強く、濡れても硬直することがありません。家庭で活躍する洗濯ロープはこれですね。何本か持っていけば、キャンプサイトで有効な使い道が結構多くなります。アウトドアではそれほど太いロープは必要としません。いざという時のためにロープワークは覚えておきましょう!本サイトでもロープワークを紹介しております
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ロープは強い、でも濡らしたり、摩耗したりで、使えば使うほど傷みます。使用後の手入れはも必要になります。使用後はロープをまとめますが、ロープ収納時にもロープワークを使いましょう。使い終わったロープは、巻き返していって輪にして収納します。その場合には、肘を折り返し点にして腕にかけて巻いていけば、なれない人でも簡単にきれいに巻けます。巻き返した輪は首や腕、モノにかけることができます。ナイロンザイルなどは大きめの輪を作り、真ん中を縛って8の字にすればザイル自体を背負うような格好で持ち運ぶことができます。ロープの絡みも見つけやすいので見つけたら絡みは取りましょう。他にはろうそく結びという収納方法もあります。巻き返したロープを折って束ねて、それにロープ自体を巻きつけていきます。巻終わりは輪になったところに通して止めておけばコンパクトに収まります。ロープの端がほどけてきたら、ライターなどで焼いてしまえばほどけることもありません。またロープもテントと同様乾かして手入れしておきましょう。本サイトでもロープワークを紹介しております
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自然の中で頼れるのは観測道具。地形、方角、天候、気温、高度、気圧などの情報はフィールドにいても常に確認しておきたい情報です。忘れてレはならないのは地図とコンパスこれらは必携する必要があります。地図は国土地理院発行の縮尺2万5千分の1のものと、5万分の1の地形図が実用的です。それに登山地図や観光地図などを組み合わせて使えばいいですね。コンパスは下が透けて見えるものがおすすめです。「シルヴァンコンパス」がよいかもです。気象を知るには気圧計を持っているといいです。高度、気圧、気温そして天候まで予測できるものがいいです。携帯ラジオも持っておくといいかもしれませんね。
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土地の高低、起伏、橋や鉄道、道路、ダムや川、トンネル、各種施設などさまざまな情報を与えてくれる地図だが、自分の居る場所を照らし合わせるには記号などで場所を確認する人があります。確認すれば道に迷うことも少なくなります。地形図は「図式規定」に基づいて作られている共通のものです。市販されている地形図には、片隅に記号表がついています。いちいち記号表をチェックしなくてもすむように覚えてしまいたいところです。田畑や荒れ地、果樹園や桑畑、広葉樹林、針葉樹林、竹林などはわかりやすくデフォルメされたマークになっています。1.5m未満の道路(林業に使う仕事道)などは記載されていないの注意が必要です。同様に川も、幅が1.5m以上のものが記載されているので、水が流れていても発見できない場合もあります。
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地図の等高線は東京湾の平均海面を0mとして、基準面からの高さが、2万5千分の1の地図では10mごと、5万分の1の地図では20mごとに表される、この同じ高さの点をつないだものです。等高線の間隔が狭ければ傾斜は急であり、逆に広ければ緩やかな傾斜ということになります。また高度が高いほうに等高線の先端がとがっていれば、そこは谷。反対に低いほうに投稿線が張り出していればそこは尾根になります。また図面の常識として、図面の罫線は「真北」の方角を指しています。しかし、コンパスがが指す「北」と微妙にずれています。磁北は真北より九州で約5度、本州では約6度、北海道では約9度、西にずれています。これは地磁気が指すNと北極点がずれているからしかたがないです。フィールドにでるまえに磁北線を書き入れたりしましょう。
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地形図と同じで天気図も読めるようになりましょう。天気図は基本的に地形図と同じです。等圧線は同じ気圧部分を結んでいるから、等高線と概念は一緒です。それに高気圧には「高」、低気圧には「低」と ディントコヨーテのキャンプ用品はこちら
現地に行く前にひとつだけしておきたいことは、目的地の市外局番に続けて「117」に電話するといいですね。各地の気象台発表の最新情報が得られます。ただし完璧ではないので、目安として考えてください。外に出て得られる最新情報はラジオです。携帯ラジオはもっていたいところですね。NHK第二放送で、9時すぎ、16時、22時のいち日3回、気象通報があります・ラジオ情報以外にも、雲や風を頼りにする観天望気も参考にできます。偏西風帯に位置する日本はまず西の空に注意してみましょう。西が晴れている夕焼けや、朝に西の空に雲がないなら、そう天気が崩れることはないでしょう。また入道雲は大雨や雷の危険信号、筋雲が出ていたら天気は崩れる、太陽や月がかさをかぶれば天気は下り坂。山の頂きにかぶる笠雲も、雨が降るサインです。これらは科学的根拠があるので知っていると約荷立ちます。ただし予測はできても予期せぬ事態に備えてきちんと準備はしていきましょう!
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山などに入ると、営林署などがつけた道標や目印が針路のひとつの目安になります。そのほかにはボーイスカウトの子どもたちが残していった、草を結んだり、石を並べたりの追跡サインや絵文字を見ることもあります。これはグループの後からやってくる者に対してメッセージを伝えているんです。仲間うちでサインをする場合は色を決めてビニールテープで目印を木々につけておくのが簡単です。グループ全体が理解できるような簡単で工夫したものがいいですね。サインを確認したら最後尾の人はそれをきちんと消していきましょう。他のグループの迷惑にならないためにも原状復帰が原則です。笛もサインとして使えます。何回吹いたら、なんの合図というようにルールを決めておきましょう。またグループ間の連絡はトランシーバーも便利です。
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入山・下山する場合には届けが必要になります。下山届けを忘れると遭難と勘違いされ大騒ぎになってしまいます。そして釣りの場合は遊漁料を払う必要がある場所があります。入る前にかならず確認しておきましょう。
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山道などは舗装されていないので、凸凹があり、足首を捻挫しやすいです。スポーツ用のテープを装備していれば、捻挫した際にテーピングを施すことにより関節を固定できて、歩くことが可能になります。足首のテーピングは、まず足首部分とつま先に近い甲の部分にしっかりとテープを巻きつけます。そして、そこからそれぞれのかかととの間を直角に固定します。このテーピングを起点として、関節を8の字形に包むように固定します。こうしておけば多少歩きづらいですが、なんとか自力歩行ができます。手足を打ったのなら冷湿布、関節をやられたらテーピングを施す。でも頭部や顔面をやってしまうと大変です。吐き気を伴ったり、意識不明状態になったら、どんな手段を使っても早く受診したほうがいいです。後になって後遺症がでてくる場合もあります。骨折だってしてしまうかもしれません。でも皮膚表面に外傷のない骨折は分かりづらいです。単なる捻挫や打撲だと思っても、骨が折れていることがあります。少しでも骨折したおそれがある場合は、添え木で固定するようにしましょう。大腿部(太もも)の骨折なら、腰から下の腰、太もも、すねまでをすべて固定できるようにそえ木を使いましょう。足の内側、外側ともに固定したほうが安心です。スネ部分を折ってしまったときも同様です。上腕部の骨折は、なるべく腕が動かないように体を固定する工夫がいります。このときの添え木は腕の外側にしましょう。前腕部を骨折したときは腕の下にそえ木をしてつる必要があります。いずれの場合も添え木にはタオルや布を巻いて、肌に触れても痛くなようにしておきましょう。
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日射病、熱射病、低温症などの体内から症状がでる病気の対処法もしっておきましょう。日射病は強い日差しを浴びて動き回ることにより体がオーバーヒートして起こります。めまいや頭痛、吐き気などの症状がでます。ならないためには帽子を深くかぶって、タオルで覆ったりして、頭や頭部の首から上を太陽に直接さらさないようにしましょう。なってしまった場合は木陰など風通しの良いところに寝かせ、濡れタオルなどで体を冷やしやります。発汗で塩分も失われているので歯をなめさせるのもいいです。熱射病は高温多湿下で起こります。症状は日射病とほぼ同じです。脳への血行を促進させるため、頭を低く、足を高くして日陰などの涼しい場所に寝かせます。体温が上昇し続けるようであれば体を冷やします。ただ頭は冷やしてはいけません。落ち着いたら今度は温めるようにして水やカリウムを含んだ飲み物を飲ませるといいです。低温症は、冬濡れた服のまま行動し、体内温度が低下することによっておこります。放置すると筋肉硬直に至り、意識がなくなってしまいます。処置は湯を沸かすなどして暖めることにつきます。濡れた服などはすべて脱がせて着替えさせてたら、マッサージ。さらに人体を使って暖めるのも効果的です。温かいもみものもいいですね。
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野外で遭遇しやすいのが山蛭です。ダニも同様です。ハチや毒蛇よりもとくにジメジメしたところにいます。山蛭は血を吸い出すとブタのように太り、なかなか離れません。これにはタバコの火などライターを吸口に近づけましょう、びっくりしてボトッと落ちます。吸口は血が止まりにくいので、タバコの葉をもみほぐして、モグサ状にして、吸われた箇所に置き、その上に傷テープを貼っておくと血は止まります。血管を収縮させるというタバコの害を逆利用するんですね。その後はきちんと消毒しましょう。ダニは小さくてもやっかいです。気がつくと大きなダニが体についているということがあります。藪こぎのあとなどによくつきます。ダニは病気を媒介することもあり要注意です!ピンセットや毛抜で、かじりついている吸口にできるだけ近いところを押さえて回すようにすると取りやすいです。放っておくと膿んできますので、発見したらすぐに取って、消毒が必要です。また毒蛇に噛まれたときには、まず噛まれた場所よりも心臓に近いところを強く縛ることです。静脈の流れをストップさせます。そして傷口に口を当てて、毒を吸い出します。吸っては吐き出し、吸っては吐き出しを繰り返します。そして急いで病院にいきましょう。ハチに刺された場合は、まず刺された箇所から毒針を外して、そしてアンモニア水があればいいが、用意してなければ、ウイスキー、もしくは尿でもいい。十分に洗い、その後は腫れを防ぐために水などで冷やしておきましょう。スズメバチにさされたら。ショック症状で命を落とすこともありますので、冷静に応急処置をして、医師のもとに運びましょう。
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怪我や病気、ハチや毒蛇にやられた人が出た場合、その人を動かすと危険な場合があります。医師の診察が急用なときには、その人を病院に運ばなければならないかもしれません。こういうときは担架が必要になります。即席で担架も作れます。まず2本のしっかりした棒を調達して、長さも背丈より少し長めがいいです。これは枯れ木ではなく生木がいいです。枯れ木だとすぐに折れてしまいます。生きている木を切ってしまうのは申し訳ないですが、緊急の場合は仕方ないです。タオルやシャツを引き裂いて縒り、はしご状にします。ロープをわたしてもいいですね。それを生木にしっかりと結びつけます。あくまで即席なのでへたな即席担架で運んで、落としてしまって逆に危険にさらしてしまうかもしれません。誰か一人が里に下りて救助を要請したほうが安全で確実です。しかしこの場合はかなりの費用がかかります。他にもY字形の木枝で松葉杖を作れます。捻挫など怪我がやや軽めの場合には作ってみましょう。この場合も生木がいいです。
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ザックは集中的に力がかかる箇所が一番壊れやすいです。ていねいに大事に扱うことで長持ちしますが、故障が起きてしまうこともあります。背負うとき、下ろすとき、それぞれにどうしても負荷がかかりやすく、生地が破れたり、ほつれたりとするかもしれません。発見したらすぐに応急の補修をして致命傷をさけましょう。放って置いたら二度と使えなくなるかもしれません。ショルダ-ベルトが付け根から切断されてしますのがザックのトラブルの中ではもっとも多いです。この部分の補修は皮革細工用のステッチャーでしっかりと縫い付けるのが大事です。このステッチャーは、鋭いニードルと太い糸がセットになっているもので、こういったものを常備しておくのがいいですね。糸は針金等強いものでとりあえず縫い付けるのがいいです。
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シューズにももちろんトラブルは起こります。ソールが割れてしまったりやステッチが切れるは応急処置は難しいので帰宅後に専門店に持っていくか、補修しましょう。靴も壊れる前に交換したりしましょう。靴紐の対応はなんとか現場でもできるので、洗濯ロープやパラコード、針金で対応すれば問題ないです。またアウトドア用ヒモ通しは上からヒモを通すようにすれば、ヒモ緩みも抑えられて、ハト目が靴本体から飛んだりするのを防いでくれます。
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夜露や雨などから人間を守ってくれるテントですが、火による焦げ穴、地面の凸凹での生地破れ、穴があいてしまったら、まずはガムテームで穴を塞ぎましょう。穴の表裏双方から貼って、ふさぎます。こうすれば隙間風がテント内に入ることはなくなります。ガムテープすらないようなら傷テープでもなんでも粘着力のあるものを使って穴をふさぎましょう。かぎ裂きもよくやってしまいがちです。ナイロン地の場合はそれ以上広げないためにライターなどで使って固めておくといいです。フライシートなどの場合はテンションに余裕があるので、破損箇所をつまんで輪ゴム、ロープなどでしばっておけばいいでしょう。帰宅後はリペアテープをはりましょう。破損箇所に貼ったら、破損箇所周辺とテープ部分の内周をミシン縫いで塗っておきましょう!その後防水剤などを使って乾かしておしまいです。
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もし、テントのポールが折れてしまったらテントは立ちません。その場合は添え木をしてガムテープでぐるぐる巻にして、折れないぐらいに補強しましょう。そしてテントのスリーブ内になんとか潜り込ませましょう。ロープで代用するのも手です。雨露をしのげるツェルトして使ってもいいです。普段からテントやポールについた泥などは落としておくのもポールが折れたりの予防になります。
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テントやザック、シュラフ、ウェアととにかくすべてのアウトドア用品に装着されているのがジッパーです。とくにテントの開閉部分のジッパーは、寒さや風、虫を防ぐ意味で、閉まらないではすみません。かみ合わせがずれたり、別の部分の布をかんでしまったりするトラブルはよくあります。でも焦らず対応すれば直ります。でも、歯がかけてしまったり、ジッパーそのものがバカになってしまったら専門家でないと直せません。そういう場合は開閉部をピンあどでとめておくことで急場をしのげます。どうしても寒いときにはジッパーの生地の部分にヒモであむしかありません。ただこの応急処置は最終手段です。ジッパーは普段から潤滑剤などを使ってなめらかにしておきましょう!
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調理用ストーブでは、ガスカートリッジではそれほどトラブルはおきません。ただバーナーのノズルが目詰まりを起こすことがあります。これはススがたまって起こります。普段からメンテナンスを欠かさなければ起こりません。こういうときは専用のクリーニングニードルが必要になります。ノズルについたススなどを簡単に取り除くことができて、一発で解決します。掃除しても火力が安定してくれない場合はノズル自体を交換するしかないでしょう。ガソリンストーブのノズルの目詰まりも同様です。ガスカートリッジ式のストーブは、燃料の残存量が減ってくると極端に火力が落ちてきます。使い切ったと思えても、まだガスがカートリッジ内に残っています。ガス抜きにはフェルトメーターをと呼ばれるガス抜き道具を使いましょう。メーターをノズルに軽くねじ込めば、秤になってあと何CC残っているかわかります。もっとねじ込めば、ガスを抜く仕組みになっています。これも装備しておきましょう。
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ガソリンストーブはポンピングによって燃料タンク内を加圧するところから燃焼がスタートします。ガスに比べて手間ですが、火力を安定させるためにはポンピングをしっかりやるしかないです。でもいくらポンピングをしても着火が悪かったり、炎が安定しない場合があります。それはパッキンの潤滑油不足です。リューブリカンオイルという専用オイルをポンプの根本部分から注入してあげれば、スムーズになります。パッキンはだいたいゴムでできていますが、少し古いものだと皮製のものもあります。パッキンは乾燥すると収縮してしまい、圧力をいくらかけてもスカスカと、この部分で力が抜けてしまうんです。普段からオイルを補給してやって常にパッキンが湿っている状態を保つのが基本です。専用オイルがない場合はサラダオイルでも応急処置はできます。オイルを補給してもポンピングが不調の場合はもうパッキンの交換しかありません。普段からの手入れが大事ですね!
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ランタンはマントルとグローブが命です。マントルは少しの衝撃で崩れるので注意が必要です。マントルは破れても応急処置などはできません。予備を使う以外ありません。強化ガラスでできているグローブ部分も滅多に割れることはないですが、保護してやるといいです。ガスランタンもストーブ同様でポンピング必要で、目詰まりなどで明かりが安定しないことがあります。ガスランタン用のクリーニングニードルで掃除しましょう!ランタン用のほうが細いので間違わないよう要注意です。またセルフクリーニング装置がついているものが多いので目詰まりを解消できます。一度分解して掃除してみるのもおすすめです!
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