タープの設営方法

How to set up Tarp

タープティピーの設営

タープティピーの設営

Aフレームタープの設営


Aフレームタープの設営

タープ設営の基本であるAフレームです。有効面積が最も広く、アレンジの自由度も高いため最も多用される設営の一つ。写真のように、ポールを使わないリッジライン設営を行うことで、あらゆるタープ設営に必要なロープワーク全てを習得できる。片側をまくり上げておき、星空を楽しみながら就寝するのも良いですね。天候の急変に備えて、一度ペグダウンしてガイラインの長さを調整済みにしておけば、いつでも屋根を展開可能です。

Aフレームタープの設営 1.エバンスノットまたはクローブヒッチでアンカーに固定します。太い幹に細いロープだとクローブヒッチは利きにくいので注意が必要です。
2.トラッカーズヒッチでリッジラインを強く張ります。ORIGAMI TARPは軽いので、550 Fire Cordくらいの細引きで3倍です。たき火タープのように重たい場合は5mm以上の伸びにくいロープで5倍施工が最適です。
3.トグルフリクションを使い、リッジラインにタープを固定します。他社製タープの場合はダブルフィッシャーマンズノットで輪っかを自作しておき、リッジラインにプルージックを施工し、トグルヒッチでタープ側のループと接続する方法が一般的です。
4.エバンスノットでガイラインを結びつけます。
5.ペグダウンして張り具合を調整するにはトートラインヒッチが最適ですが、付属のガイラインには自在具が付いているので、それで事足りる場合はロープワーク不要です。ロープの結び方一覧はこちら

ウイングタープの設営


ウイングタープの設営

ハンモックとの併用が多いウイング型の設営です。基本はAフレームと同じですが、ガイラインの本数が少なくなるため設営は比較的安易になります。また、風の影響も軽微になりやすいです。外観上も美しいのびやかな張姿を演出が可能で、好天~強風でのハンモック泊においての相性は抜群です。ウイング型は天候に対する有効面積はさほど広くなく、地表では日差しも雨も除けにくいデメリットがあります。雨の吹込みには弱いので注意が必要です。

ウイングタープの設営 1.エバンスノット または クローブヒッチ でアンカーに固定します。太い幹に細いロープだとクローブヒッチは利きにくいので注意が必要です。
2.トラッカーズヒッチでリッジラインを強く張ります。ORIGAMI TARPは軽いので、550 Fire Cordくらいの細引きで3倍です。たき火タープのように重たい場合は5mm以上の伸びにくいロープで5倍施工が最適です。
3.トグルフリクションを使い、リッジラインにタープを固定します。他社製タープの場合はダブルフィッシャーマンズノットで輪っかを自作しておき、リッジラインにプルージックを施工し、トグルヒッチでタープ側のループと接続する方法が一般的です。
4.エバンスノットでガイラインを結びつけます。
5.ペグダウンして張り具合を調整するにはトートラインヒッチが最適ですが、付属のガイラインには自在具が付いているので、それで事足りる場合はロープワーク不要です。ロープの結び方一覧はこちら

クローズドAタープの設営


クローズドAタープの設営

クローズドAは、Aフレームの発展バージョンとなる設営です。プライバシー性が高く、悪天候にも強いです。大人1~2名が寝そべることが出来る広さがあります。開口部に足を向け、荷物も足元に置くことができ、その状態でグランドシートをまくりあげて荷物の上にかければ、雨の侵入も防ぎやすくなります。設営時、高さの調整に慣れが必要だが、テントライクに使いたいユーザーにはオススメの設営方法です。

クローズドAタープの設営 1.エバンスノット または クローブヒッチ でアンカーに固定します。太い幹に細いロープだとクローブヒッチは利きにくいので注意が必要です。
2.トラッカーズヒッチでリッジラインを強く張ります。ORIGAMI TARPは軽いので、550 Fire Cordくらいの細引きで3倍です。たき火タープのように重たい場合は5mm以上の伸びにくいロープで5倍施工が最適です。
3.トグルフリクションを使い、リッジラインにタープを固定します。他社製タープの場合はダブルフィッシャーマンズノットで輪っかを自作しておき、リッジラインに プルージック を施工し、トグルヒッチでタープ側のループと接続する方法が一般的です。
4.地面に直接ペグダウンします。○したポイントは二つのループをまとめてペグダウンしましょう。ペグを斜めに打つことで、ブッシュネイルのような細いペグがループから抜けてしまうのを防止できます。ロープの結び方一覧はこちら

グランドリーンツータープの設営


グランドリーンツータープの設営

小休止から野営まで幅広く使える簡単な設営方法です。グランドシートも兼ねているので、ORIGAMI TARP 1枚持って日帰りハイキングやピクニックというのもアリです。

グランドリーンツータープの設営 1.エバンスノット または クローブヒッチ でアンカーに固定します。太い幹に細いロープだとクローブヒッチは利きにくいので注意が必要です。
2.トラッカーズヒッチでリッジラインを強く張ります。ORIGAMI TARPは軽いので、550 Fire Cordくらいの細引きで3倍です。たき火タープのように重たい場合は5mm以上の伸びにくいロープで5倍施工が最適です。
3.トグルフリクションを使い、リッジラインにタープを固定します。他社製タープの場合はダブルフィッシャーマンズノットで輪っかを自作しておき、リッジラインに プルージック を施工し、トグルヒッチでタープ側のループと接続する方法が一般的です。
4.地面に直接ペグダウンします。
5.エバンスノットでタープにガイラインを結びつけ、適当な棒(現地調達の他、トレッキングポール等でもOKです)を介して水平より上方向に吊り上げて空間を広げます。張り具合はトートラインヒッチで。ロープの結び方一覧はこちら

ダイヤモンドタープの設営


ダイヤモンドタープの設営

小休止から野営まで幅広く使える簡単な設営方法です。正方形タープの定番的な設営で、ポールでも吊り下げ設営でも最も簡単です。日本の環境では悪天候に対する有効性は低いが、日差しを除けるには非常に向いており、背面を南に向けておけば、地面に接した三角形より内側では丸一日陽射しを防ぐことができ、時間帯によって設営を変える必要がありません。初心者が夏休みのキャンプ場で最初に試すならコレですね。正方形タープ使いの本格ブッシュクラフターであることが一目瞭然の基本形となります。

ダイヤモンドタープの設営 1.頂点にエバンスノットでガイラインを結びつけ、樹木の枝を介して地面か幹をアンカーにします。トートラインヒッチで長さを調整できると設営が楽になります。ダイヤモンド型の頂点は高さの関係で付属のガイラインは使いずらいはずです。550 Fire Cord等を利用すると良いです。ポールを使う場合は、180cm~200cmくらいのものを使うとバランスが良いです。
2.地面に直接ペグダウンします。
3.タープ中央にエバンスノットで結び付け、棒を介すか立ち木等に結び付けて引っ張り、空間を広げます。トートラインヒッチで張り具合を調整できると便利です。ロープの結び方一覧はこちら

フラットリーンツータープの設営


フラットリーンツータープの設営

ポールでも、リッジラインでも簡単に設営ができます。特にリッジラインの場合、ロープワークさえマスターしていれば何も考えず設営できるほどに簡単です。主に陽射し除けとするのが日本の環境では最適で、イスやテーブルと併せて使うシチュエーションも想像しやすいです。

フラットリーンツータープの設営 1.エバンスノット または クローブヒッチ でアンカーに固定します。太い幹に細いロープだとクローブヒッチは利きにくいので注意が必要です。
2.トラッカーズヒッチでリッジラインを強く張ります。ORIGAMI TARPは軽いので、550 Fire Cordくらいの細引きで3倍です。たき火タープのように重たい場合は5mm以上の伸びにくいロープで5倍施工が最適です。
3.トグルフリクションを使い、リッジラインにタープを固定します。他社製タープの場合はダブルフィッシャーマンズノットで輪っかを自作しておき、リッジラインに プルージック を施工し、トグルヒッチでタープ側のループと接続する方法が一般的です。
4.地面に直接ペグダウンします。
5.エバンスノットでタープにガイラインを結びつけ、適当な棒(現地調達の他、トレッキングポール等でもOK)を介して水平より上方向に吊り上げて空間を広げます。張り具合はトートラインヒッチで調整できます。ロープの結び方一覧はこちら

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